にわか雨だよしばらく・・・

にわか雨だよしばらくお待ち、やがて日も射す月も出る。ツ、ト、シャン。
友人に誘われて江戸小唄の会にお邪魔する事になった。南青山会館ロビーで1時の待ち合わせ。  そうだ。南青山と言えばあの家、未だあるだろうか。骨董通りを横切り青学会館の前を抜けて坂を下ると、コンクリートやタイル張りのビルやマンションの建ち並ぶ中に一軒だけ木造の家が建っていた。坂道に沿って土台を石でささえた板壁の家は坂下から見上げると周りの風景に押しつぶされることなく孤高の気品さえ感じられた。
その家のはす向かいのマンションに鎌倉彫のお稽古場があって長い間通ったが、毎週その家に会うのが楽しみでもあった。5,6年前お稽古場を提供して下さった 方華子さんが85歳すぎて逝かれそれ以来青山からは遠のいてしまっていた。  早めに出かけてみよう。 あった! 気質が江戸っ子そのものだった華子さんの面影と重なって見えた。                               雨が落ちてきた。          
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     そういえばこの家から出入りする人と一度もであったことはなかった          
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         この家の向こうにはどんなお庭があるんだろう 。      
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        小唄の会
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アバウトに始まった会はお茶ありお菓子ありおやおやお酒ありというものでちょっと驚いた。招いて下さった方の話によると  「好きなものが集まっての気楽な会なんですよ」  なるほど見渡す限りかなりの歴史を刻み込まれたかたが殆ど。ところが支えられて舞台にあがった方も三味線を手にするとそのつま弾きの音色はさえていてさすがだった。小粋に着物を着こなし小粋な文句で唄いかける。  あの方昔老舗の若旦那、道楽してたのね   あのお師匠さん粋筋だったかな  なんて好き勝手な会話の中でよき時代の面影をしのんだ。わたしには、長唄は小説、端唄は短歌、小唄どどいつは俳句川柳のように思えた。                         
   春雨や 三弦の音 冴えかえり
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by unonosarara60 | 2007-04-20 08:47  

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