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病院へ行こう・・・2

何の前触れも無く突然くる、なんなんでしょうね、先生。我が家の長男と同い年の先生は、みるからに育ちの良い方でおっとりと  「うーん、睡眠不足が続いたりすると事件が起きます」  なるほど思い当たります。  年重ねてからの病気は慢性化して持病になりがち。見えないところ医療のメスのの届かないところに故障が起きるからやっかいだ。うまく付き合いながら生きていくしかない。 「何かあったらいつでもどこからでも電話ください。ベッドをあけておきます。」
なじみのホテルができました。

蔓若葉  身をゆだねつつ  生きており
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ちからこぶ  あるがごときの  若木かな                                          
                                  
5F呼吸器科の病棟。動けるようになると希望者は食堂で食事が出来る。広く清潔な食堂は南側に大きく窓が採ってあり西方の奥多摩の峰の向こうには富士の姿も望まれ、その心地よい空間はパジャマ姿さえ無ければ、保養地のそれとみまごう。 
気がつくと60代熟年男性が多かった。  かっての企業戦士達。
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大銀杏  敷地内に直径1,5mほどもあるのが数本立ち並んでいる

多感な時代を昭和30年代にすごした私たちは貧しさから抜けだそう、アメリカに追いつけ追い越そうと懸命に働いてきた。子供達には同じ思いをさせたくない、友達のような理想の親子関係、子供だけは大学に。日本中が九官鳥よろしく同じうた謳いながら・・・
上がり下がりの経済の波にもまれ身をよじるようにして煙草ばかばか吸って。

by unonosarara60 | 2007-05-20 12:38  

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